History to Art 歴史から芸術へ は、コンテンポラリーミュージック/現代音楽を中心に、ダンス・舞踏などを含めた公演企画を行っています。

歴史から芸術へ とは、歴史を踏まえた芸術活動を指します。同時代における表現活動も、古典芸術を含む過去の芸術表現の歴史に自らを位置付ける必要があります。その際の注意点は、過去の芸術としてイメージする対象に偏りが生じやすいことです。よく知られた作品だけが、芸術の歴史を作ってきたわけではなく、「よく知られた作品」から漏れている過去の名作も発掘し直す態度が、同時代における創作に必要となります。よく知られた作品のみを乗り越えようとしても、新しい創作にはならないと考えています。

作曲などの創作において、アイデアが湧くという、その現象は、創作者の中にある歴史上の各種表現に関する蓄積を一つの元として、起こるものです。また、直観や、直観を得るための解放された感覚、感覚が解放されるための思考の自由、創作者の周囲で口にされる価値観や考え方からの自由さ、といったものも関わると思います。